日本語で読める新聞&週刊誌

日刊新聞や週刊誌でバンコク情報を収集する

タイで生活をする、ビジネスを始める、駐在生活を始める・・・いずれの場合も「日本の情報が欲しい」と思う方は多いでしょう。また「タイのニュースを日本語で読みたい」こういったニーズも当然多いと思います。日本のニュースをチェックして日本人の顧客と話題を合わせたり、タイの最新情報について理解を深める、そんな手段のひとつにしてメインなのが新聞です。「今はネットの時代」とはいえ印刷物であれば移動中でもどこでも持いて読むことが出来ます。いまだに新聞・雑誌が頑張っている所以でしょう。

ではタイではどのような日刊新聞・週刊紙が手に入るのか見てみましょう。

(1) 日本字新聞

タイで現在普及している新聞は読売新聞、日本経済新聞(以下日経新聞)、朝日新聞の3紙です。これらの新聞は宅配もされていますし、日系の書店で店頭売りもされています。

読売新聞

恐らくタイで最大の販売部数を誇ると思われる日本の新聞です。その最大の強みは「速報性」です。読売新聞はタイでは同社が提携しているTHE NATION社の印刷工場に送られたデータを印刷して契約している店舗・事務所・家庭に宅配しているた「朝の出勤時間前に受け取って出勤しながら読む」ことが可能なのです。タイで販売されている日本の新聞でここまで行っているのは読売新聞のみです。
読売新聞は定期購読の場合は月2000バーツ、店頭販売では65バーツで販売されています。

日本経済新聞

ではビジネスマンの必携ツールである「日経新聞」。タイではシンガポールで印刷したものを空輸して配送するために読者の手元に届くのは午後になります。しかしこの新聞の強みはやはり専門性であって、前日の為替の動き、株価の動き、各種市場価格の動きを知り分析するには必須。また日本での書く業界の最新情報、発表をフォロー出来ます。
日経新聞は定期購読の場合は月2800バーツ、店頭販売では90バーツです。

朝日新聞

朝日新聞も日経新聞同様海外で印刷するため配達は午後になります。日本で主義主張の点で読売新聞とは異なる朝日新聞の読者であれば朝日新聞を購読したいと思うでしょう。その場合はタイでも購読が可能です。
朝日新聞は定期購読の場合は月2000バーツです。

その他の新聞も合わせてOCS(Overseas Courier Service)社のサービスを使えば取り寄せることが出来ます。取り寄せることの出来る新聞雑誌の問い合わせや、価格の確認は同社のホームページ(https://www.ocsasia.net/index.html)からオンラインで登録・発注できます。

(2) タイ情報の日刊紙

タイでは時事通信社の「時事速報」とNNA ASIA社の「The Daily NNA(タイ版)」の二種類が日本語での現地ニュースをカバーしています。

時事速報(タイ国版)

各メディアにニュースを配信している時事通信社によるニュース配信サービスで、タイ国版であれば毎日朝昼の2回発行。印刷物したものを自宅・事務所に配送することも、、メール配信でのPDFファイル配信も行っています。タイの現地ニュース、アジアのニュースそして日本のニュースが収められています。タイの政治経済そして二輪車や自動車の製造数や販売数などの統計数字も発表され次第掲載されているので非常に使いでがあります。お試し版もあるのでどのような内容か確認が出来ます。

– お試し版は時事速報バンコクのサイトから申し込むことができます。(http://jijiweb.jiji.com/bangkok.html)
– 定期購読は月3500バーツで、会社1社について5人までのメール配送もOKです。
– 問い合わせ、購入申し込みは上記ページにあるJiji Press (Thailand)社まで。

NNA.ASIA(バンコク版)

時事速報に負けない詳しい現地ニュースが紹介されているのがこのNNAのアジア版です。こちらは毎日1回メール配信か同社のWEBサイトでの購読も可能。WEB版ではタイのみならずアジア10カ国の情報を閲覧可能。こちらもお試し版の利用が出来るので同社サイトから確認してみてください。

– お試し版はNNA.ASIAのサイトから申し込むことができます。(http://news.nna.jp/free/news/free_asia_thb_daily.html)
– 定期購読はPDF版のメール配信(5人まで)で月5200バーツ、WEBからの閲覧で月3300バーツ

(3) タイ情報の週刊紙

タイには日本語で週一発行の新聞もあります。ここでは有料新聞2紙と無料新聞1紙を紹介します。

バンコク週報

他紙と異なり堅い話題から柔らかい三面記事やゴルフの話題、リゾートの紹介や各種連載記事があるのが特徴で新聞の購読に娯楽を求める方向きです。政治経済ニュースの比率が少な目のため、そちらの情報を重視される方には物足りないかもしれません。WEBサービスもあります。

– バンコク週報WEBはこちら →http:// www.bangkokshuho.com
– 定期購読は6ヶ月2000バーツ、1年3500バーツ。店頭売りは85バーツ

 

週刊タイ経済

タイ版の「日本経済新聞」という感じで、政治・経済・企業・マーケット情報が満載です。特に経済情報については最も詳しく、細かな記事も取り上げています。また連載の形でタイの有力経済人を紹介したり、タイの法律・法令の和訳の掲載もしています。各種統計数値なども紹介。タイの経済情勢や動きのより詳しい情報を得るのに適しています。

-「週刊タイ経済」のネットからの購入申し込みはこちらkら →http://www.fact-link.com/form/taikeizai.htm
– 定期購読は月1000バーツ、店頭売りは250バーツ

newsclips

タイでも唯一のフリーコピー系新聞。フリーコピーとはいえきちんとした政治経済情報が取り上げられています。登録無料で姉妹紙かつ有名フリーコピー紙のDACOなどと宅配の手配が出来ます。またWEBサービスの「newsclip.be」もあります。

– Newsclip.beのサイトはこちら →http://www.newsclip.be/
– 上記サイトのトップにある「無料郵送サービス申し込み」で同紙、DACOなどの郵送配達サービスの登録が出来ます。

以上に挙げた新聞はバンコクを含むタイ国内の下記の日系書店において店頭販売を取り扱っています。(すべての店舗とは限りませんので最寄の店舗にてご確認ください)

・紀伊国屋書店(バンコク) - バンコクラチャダピセーク通り伊勢丹デパート6階
・泰文堂書店(Manorプラザ、タニヤプラザ、J‐AVENUE各支店)
・東京堂書店(エンポリアム、スクンビット、サイアムパラゴン、フジスーパー2号店など各支店)
・ブックオブワールド - BTSエンポリアム駅

他に読売新聞はASIA BOOKSなどでも取り扱っている店があります。

情報を制するものはビジネスを制します。また新聞により遊びやレストランの情報なども掲載されておりタイ、バンコクでの生活をよりエンジョイするためのツールとして是非ご利用ください。